カンピロバクター食中毒注意報を発令しました
更新日:2022年7月1日
愛媛県内でカンピロバクターを原因とする食中毒が、同一時期(概ね2週間)に続発しましたので、7月1日に松山市及び愛媛県は「食中毒注意報発令要領」に基づきカンピロバクター食中毒注意報を発令しました。
カンピロバクター食中毒とは?
- カンピロバクターは、ニワトリやウシなどの腸管内にいる細菌で、少量の菌数でも食中毒を引き起こします。
- 食べてから1~7日後に、下痢、腹痛、発熱、嘔吐、頭痛、倦怠感などの症状が出ます。
- 感染して数週間後に「ギラン・バレー症候群※」を発症することもあります。
※ギラン・バレー症候群:手足の麻痺、顔面神経麻痺、呼吸困難などを起こす。
代表的な原因食品は?
- 鶏レバーやササミなどの刺身
- 鶏肉のタタキなどの半生または加熱不十分な鶏肉料理
などが原因でカンピロバクター食中毒が多発しています。ほかにも汚染された飲料水や生野菜などが原因になることもあります。
対策のポイントは?
加熱すること!
- 食肉は中心部まで十分に加熱しましょう。
(中心部を75℃で1分間以上)
二次汚染防止を徹底すること!
- 食肉と他の食品との接触を防ぎましょう。
- 食肉はサラダなど生で食べるものとは別に調理しましょう。
- 食肉を取り扱った後は石鹸等で十分に手を洗いましょう。
- 食肉に触れた調理器具などは使用後に洗浄・消毒をしましょう。
生や加熱不十分な鶏肉料理は食べないこと!
- 『新鮮な鶏肉だから安全』...ではありません。
- 食肉は中心部までしっかりと加熱して、美味しく食べましょう。
参考
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お問い合わせ
生活衛生課 食品衛生担当
〒790-0813 愛媛県松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所1階
電話:089-911-1808 FAX:089-923-6627
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