水筒、やかんなどの金属製の容器の使用方法にご注意ください

更新日:2021年12月27日

 今般、古くなった金属製の容器に粉末清涼飲料水を溶かし保管したものを喫食したことにより、金属の溶出に伴う食中毒事例が発生しました。 
 暑くなると水筒を持っての外出やスポーツの機会が増え、また酸性の飲料(主に炭酸飲料や乳酸菌飲料、果汁飲料、スポーツ飲料等)を飲む機会が増えることと思います。

 金属製の容器にスポーツ飲料やジュースを入れる際は注意書き等をよく確認し、使い方に注意しましょう。

1.食品が接触する容器の内部にサビや傷がないか確認しましょう

 サビや傷があると、もともと飲み物が直接ふれない部分が露出し、そこから金属成分が溶け出すことがあります。使う前によく確認しましょう。

2.酸性の飲み物を長時間、金属製の容器に保管しないようにしましょう

 酸性の飲み物を金属製の容器に入れると、飲み物の中に金属が溶け出すことがあります。容器や飲み物の注意書きをよく確認し、長時間の保管は避けましょう。

※酸性の飲み物とは、主に炭酸飲料や乳酸菌飲料、果汁飲料、スポーツ飲料のことです。酸性である炭酸、乳酸、ビタミンC、クエン酸(かんきつ類をはじめとする果物に多く含まれます)などを多く含む飲み物は、酸性度が高くなります。

3.古くなった容器は、定期的に新しいものに交換しましょう

 古くなった容器は、劣化して内部が破損していることがあります。定期的に新しいものに交換しましょう。

4.取り扱う食品の表示および注意喚起を確認し、使用しましょう

 飲料の注意事項や水筒の説明書等を確認し、使い方を誤らないように注意しましょう。

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