災害に備えて「災害用マンホールトイレ」の整備を進めています

更新日:2024年4月4日

災害用マンホールトイレとは?

 災害時に皆さんが避難する小中学校の水洗トイレは、給排水設備や電気設備などが機能してこそ成り立つシステムですが、地震などの災害発生時にいずれかの機能が被害を受けると、水洗トイレは使用できなくなり、避難先でトイレが使えないという重大な問題が発生します。
 災害用マンホールトイレが設置されていれば、避難所の水洗トイレが使用できない状況になっていても常時トイレを使用することができます
 災害用マンホールトイレはマンホールの上に便座や囲いを設置するだけで使用でき、し尿は下水道へ直接流せるので臭いも少なく衛生的です。


災害用マンホールトイレの仕組み

災害用マンホールトイレの普及・整備について

 松山市公営企業局下水道管理課では、災害時にできるだけ早くトイレが使えるように、「第四次松山市下水道整備基本構想」に基づき、下水道処理区域のうち、主要な避難施設に位置づけられている小中学校に災害用マンホールトイレの整備を進めています。
 

災害用マンホールトイレ設置実績
設置年度 学校名 設置基数
H24 新玉小学校 5基
H24 番町小学校 5基
H27 余土中学校 5基
H28 東雲小学校 5基
R1 椿小学校 5基
R1 みどり小学校 6基
R1 椿中学校 7基
R1 道後中学校 5基
R1 雄新中学校 7基
R2 生石小学校 5基
R2 西中学校 5基
R2 北条北中学校 12基
R2 垣生中学校 5基
R2 城西中学校 8基
R2 桑原小学校 5基
R2 宮前小学校 5基
R3 三津浜中学校 5基
R3 垣生小学校 7基
R3 さくら小学校 6基
R4 余土小学校 5基
R4 石井北小学校 8基
R4 津田中学校 5基
R4 石井小学校 5基
R4 石井東小学校 5基
R4 南中学校 5基
R5 拓南中学校 5基
合計 26校 151基

令和6年3月末時点で、下水道処理区域内に存在する50校のうち、26校の整備が完了しました。
今後、令和8年度末までに残り24校の整備を完了することを目標としています。

災害用マンホールトイレの周知看板について

災害用マンホールトイレをPRするため、東雲小学校の敷地内(松山市教育研修センター西側)に、写真のような周知看板を設置しました。
この看板は、今後災害用マンホールトイレの整備を予定している小中学校や、既に整備されている小中学校にも、順次設置していく予定です。
この看板を見て、是非、災害用マンホールトイレに興味を持っていただければと思います!

災害用マンホールトイレ 広報パンフレット

災害用マンホールトイレについてまとめた広報パンフレットを作成しました。
自主防災組織での活動など、ご自由にご利用ください。

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お問い合わせ

下水道管理課

愛媛県松山市二番町四丁目7-2 第3別館2階

電話:089-948-6956

E-mail:kg-gesuikanri@city.matsuyama.ehime.jp

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