第11回定例会(平成26年11月11日)

更新日:2014年12月10日

1.会議日時及び場所

平成26年11月11日(火曜日)午後3時00分
第4別館3階 教育長控室

2.出席者

委員(5名)
金本房夫教育委員長、井浦 忠教育委員、松本真美教育委員
牛山眞貴子教育委員、山本昭弘教育長
職員(11名)
桝田事務局長、隅田企画官、津田企画官兼生涯学習政策課長
杉本地域学習振興課長、緒方学校教育課長、大本教職員担当室管理指導監
松本学習施設課長、若江文化財課長、竹田保健体育課長
岡本中央図書館事務所長、門田教育支援センター事務所長
事務局(3名)
白方生涯学習政策課主幹、有光生涯学習政策課主査、大野生涯学習政策課主任
傍聴者(1名)

3.議事日程

議事日程

日程順序

議案等番号

件名

担当課

日程第1

報告第26号

平成26年度学校医の委嘱について

保健体育課

日程第2

説明事項

松山市いじめ防止基本方針の策定について

学校教育課

4.会議概要

会議概要

委員長

ただいまから、平成26年第11回松山市教育委員会定例会を開会します。
会議録署名人に、牛山委員を指名します。

委員長

本日の教育委員会定例会には、1名の傍聴を許可しています。
-傍聴人に留意事項について説明-

委員長

それでは、日程第1 報告第26号「平成26年度学校医の委嘱について」説明を求めます。

保健体育課長

-平成26年度学校医の委嘱について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。(特になし)

委員長

異議はありませんか。(異議なし)

委員長

異議なしと認めます。

委員長

次に、日程第2 説明事項「松山市いじめ防止基本方針の策定について」説明を求めます。

学校教育課長

-松山市いじめ防止基本方針の策定について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。

牛山委員

市が設置する組織が3つありますが、もう少し詳しい説明をお願いします。

学校教育課長

まず、1つ目、松山市いじめ問題対策連絡協議会は、いじめの防止や早期発見、いじめへの対処が機能的かつ計画的に行われるよう、各機関の連携を図るものです。例えば、学校、市、教育委員会、PTA、警察、児童相談所等が考えられます。

次に、2つ目、松山市いじめ問題サポート会議は、学校からのいじめに対する通報、または、相談の後、第三者のアドバイザーから助言を受け、当事者間の調整など問題解決を図ります。重大事態が発生した際には、調査主体を明確にし、場合によっては、学校におけるいじめを調査します。

最後に、3つ目、松山市いじめ問題再調査委員会は、松山市いじめ問題サポート会議による調査結果の報告を受け、市長が検証し、必要と判断した場合、附属機関による再調査を行う組織です。

牛山委員

1番の窓口になるところ、初期対応をするのは、どこでしょうか。

学校教育課長

初期対応について、まず、原則は、学校が1番の窓口で、その次は、教育委員会事務局の学校教育課となります。

牛山委員

連絡協議会ということでしょうか。

学校教育課長

そうですね。

連絡協議会の前段階の初期段階としては、学校教育課が受けるようになると思います。

委員長

ほかに、意見等ありませんか。

教育長

いじめ防止基本方針の策定について、他市事例は掌握しているのでしょうか。

学校教育課長

他市、中核市の事例等を参考に研究を進めています。

委員長

昨日、四国地区市町村教育委員会協議会に出席し、この話題も出たのですが、策定が進んでいない市町が多かったように思います。

あと、委員長の私が言うことではないのかもしれませんが、松山市では、いじめをなくすポスター、いじめ対策CM、小中学生による「いじめゼロミーティング」、学校・地域・保護者等の関係者による「いじめゼロの集い」等、よくやっていると思います。

今回、いじめ防止基本方針の策定で、組織だけが増えて、学校現場が機能しないということのないように、マイナスになることのないように、きちんと精査して、今までのものを補完するような形で、よりよいものになるよう、検討してほしいと思います。

井浦委員

私も同感です。

松本委員

私は、いじめは本当に大きな問題だと思っています。

お願いなのですが、せっかく良いものを策定しても、現場まで浸透しないのではいけないので、わかりやすいもので、子どもと保護者が理解して、気持ち、思いが伝わるようなものにしてもらいたいと思います。

委員長

いじめ問題は、学校だけではなく、教育委員会だけでもない。保健福祉部や市民部等とも連携を図りながら、家庭教育においても、社会教育においても、まさに、全体で取り組む姿勢が必要だと思いますので、私も、わかりやすい、最も機能するような基本方針の策定ができればと思います。

委員長

ほかに、意見等ありませんか。

せっかくの機会ですから、委員の皆様から意見等ありましたら、お願いします。

井浦委員

昔、私が子どもの頃は、粘土細工をしたり、竹とんぼを作ったり、幼い頃に自分で経験するという機会が多かったのですが、今は、かなり少なくなっていると思います。学校でも、今は、記憶だけすれば、頭が良い、成績が良いというように偏ってはいないかと危惧しています。学力の差が大きい子どもに、決まった時間に、決まった教科書で、決まった方法で教えるだけというのではいけないと思います。無限の可能性を持っている若い子どもたちに、いろいろな力を身につけてほしいと思います。

学校教育課長

記憶力だけが伸びるのではなく、思考力や判断力、表現力等が育つよう、今後も学校訪問等を通じて、指導していきたいと思います。

委員長

最後に、私からも言わせていただけたらと思います。

文科省も松山市も、一つの答えだけを求める教育をしているわけではなく、例えば、雪が解けると何になるか、理科では、水になるという答えが正解かもしれませんが、そうではなく、雪が解けたら、春が来る、そういう情感豊かな、正解とは言えないかもしれないですが、そういう答えもあると思います。やはり、いろいろな質問に対して、多様な捉え方があり、画一的な押しつけの教育ではなく、一人一人のものの見方、感じ方、捉え方を大切にしていこうというところから、今の教育は始まっていると思います。

ただ、やはり、文科省も我々教育行政も、最低限の基礎的、基本的な内容、9教科ありますが、それは結局、人間がつくってきた文化をしっかりと未来へ、これからの子どもたちに継承させていく、その根本となるものは、どうしても学ばせなくてはいけない、そのような制約の中で、井浦委員さんが言われる、ものづくりの時間、教科でいえば、技術・家庭等の時間が、学校週5日制や総合的な学習の時間のために、少なくなっていることは間違いないのかもしれませんが、また、それに代わる良いものも生まれているのではないかという気もします。

委員長

ほかに、意見等ありませんか。(なし)

委員長

以上をもちまして、本日予定の日程は全て終了しました。

委員長

それでは、これにて、平成26年第11回定例会を閉会します。

お問い合わせ

生涯学習政策課

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館3階

電話:089-948-6588

E-mail:kyseisaku@city.matsuyama.ehime.jp

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