水難事故を防ぎましょう
更新日:2015年8月6日
はじめに
夏を迎えると海や川、プールなど水辺のレジャーを楽しむ機会が増えます。その一方で警察庁の統計によれば、6月から8月までの間に年間水難事故件数の50%以上の事故が発生することがわかっています。
このような水難事故の発生を防ぐために様々な方法を紹介します。ここで紹介した方法を見ることで、水辺の楽しいレジャーにつなげましょう。
入水
入水とは水に入る瞬間のことで、溺水につながる確立が最も高い瞬間でもあります。入水の瞬間の行動によって命が左右されるのでしっかりポイントをおさえましょう。
背浮き
陸から水に落ちたとき、足の届かないところでは、浮いて救助を待ちます。ここでは足の届かないところでの実技として、背中を下にする浮き方である背浮きについて説明します。
救助
水に転落しても背浮きなどの自己確保姿勢により浮いていれば陸からの救助の手を受けることが可能となります。
しかし、陸からの救助といっても慣れていないとできません。むやみに浮き具を溺者に投げてもつかまることができません。よほど自分の身の近くに浮き具が落ちない限り、水面から浮き身を崩さずに浮き具を探すことが難しいからです。また、カバンのような浮き具を溺者めがけて投げると、溺者に当たってしまう場合もあります。
緊急の場合には、たった一つしかない浮き具を溺者が確実に確保できるようしっかり練習しましょう。
ペットボトルを使用した救助方法はこちら(PDF:107KB)
ペットボトルとロープを使用した救助はこちら(PDF:137KB)
動画
おわりに
ここで紹介した方法はほんの一部です。水辺のレジャーを楽しむ前に、水難事故が起こるかもしれないと思い、準備をしておくことが非常に重要になってきます。みなさん一人ひとりの心がけで楽しい夏の思い出を作りましょう。
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西消防署
〒791-8061 愛媛県松山市三津三丁目4番23号
電話:089-951-0894
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