令和3年度 愛媛県消防長会「119番口頭指導技術発表会」を開催しました
更新日:2021年11月30日
実施内容
概要
口頭指導は、119番通報を受けた通信指令員が、通報者から状況を聞き取り、その内容に応じて必要な救命処置などを口頭で指導伝達する、市民の救命に直結する重要な技術です。
この口頭指導の技術を高めるため、今回から、県内消防本部で構成される愛媛県消防長会が開催し、東予、中予、南予地区から1名ずつと、開催地消防本部から1名の合わせて4名(補助者3名)が発表するとともに、医師及び指導救命士から評価・講評をいただきました。
また、発表後には医師の講義や意見交換も実施され、口頭指導技術の向上を図ることができました。
開会式
119番通報
指令員の対応
発表会全体
口頭指導による心臓マッサージ
医師の講義
実施日時
令和3年11月5日(金曜日)午前10時00分から午後0時15分まで
場所
松山市保健所・消防合同庁舎 3階 運動指導室(松山市萱町六丁目30-5)
発表者と事案想定
1 意識障害からの心肺停止
大洲地区広域消防事務組合消防本部
消防士長 小川 将人、消防副士長 小清水 悠二
2 誤嚥による窒息からの心肺停止
東温市消防本部
消防副士長 徳野 歩、消防士 池田 義純
3 胸痛からの心肺停止
四国中央市消防本部
消防士長 内田 慎也
4 交通事故による多発外傷からの心肺停止
松山市消防局
消防副士長 石井 直輝、消防副士長 嶋屋 大地
講義
【内容】 ブラインドコミュニケーションを再考する~効果的で安全な口頭指導を目指して~
【講師】 愛媛県立中央病院 高度救命救急センター長 馬越健介医師
参加機関
愛媛県メディカルコントロール協議会、愛媛県消防防災安全課、愛媛県内各消防本部
※各消防本部の観覧者はMicrosoft Teamsのウェブ会議で参加しました。
