三庵めぐり

更新日:2018年6月13日

三庵めぐりについて

 正岡子規をはじめ多くの俳人を輩出したこの松山の地は「俳都」とも呼ばれており、市内各地に俳句ポストが設置され気軽に投句が行なえるなど、今なお俳句が盛んなところであります。
 その歴史を感じていただくため、江戸、明治、昭和の3つの時代に、松山ゆかりの俳人が結んだ庵を巡る「三庵めぐり」を紹介します。

庚申庵(江戸時代)

 栗田樗堂が名利を捨て俳諧に専念した草庵

愚陀佛庵(明治時代)

 松山中学校に赴任した夏目漱石の下宿

一草庵(昭和時代)

 種田山頭火が法衣も捨て安住の地を求めた終の住処

三庵のめぐり方

 路面電車・バス・自転車・徒歩など、三庵のめぐり方はさまざまありますが、ここでは一例をご紹介します。どこからでもはじめられますので、お近くの庵からスタートしてみてはいかがでしょうか。

三庵めぐり寄道コース~レンタサイクル風まかせ!

爽やかな風をうけ寄り道ありきの三庵めぐり。

  • サイクルポート  道後温泉駅前・松山城ロープウェイ駅舎・JR松山駅前・大街道商店街
  • 利用時間     午前8時30分~午後5時
  • 料金        1人1回につき300円
  • 返却        どのサイクルポートでも可能

お城一周路面電車コース~街並みウォッチング!

車窓から眺めるお城と街並みはいつも少しちがいます。

  • 庚申庵へは宮田町駅から徒歩4分
  • 子規記念博物館へは道後温泉駅から徒歩5分
  • 一草庵へは赤十字病院前から徒歩7分

まちめぐりてくてくコース~脚まかせ街まかせ!

それぞれの庵主が生きた街をそそろ歩き…

  • 庚申庵と小町三十町(豪商と職人の町)
  • 子規記念博物館と道後温泉
  • 一草庵と寺町

三庵の開放時間

庚申庵

【所在地】
  松山市味酒町二丁目6-7
【入場料】
  無料
【営業時間】
  午前10時~午後6時 ※季節により異なる
【休日】
  水曜(祝日の場合は翌日)
【電話番号】
  089-915-2204(庚申庵史跡庭園事務所)

愚陀佛庵(子規記念博物館内)

【所在地】
  愛媛県松山市道後公園1-30
【入館料】
  個人:400円/団体(20人以上):320円 ※特別展観覧料は別に定めます。
【営業時間】
  午前9時~午後6時 ※季節により異なる
【休日】
  火曜(祝日の場合は翌日)
【電話番号】
  089-931-5566(子規記念博物館)

一草庵

【所在地】
  松山市御幸一丁目435-1
【入場料】
  無料
【営業時間】
  ・外観のみ終日
  ・内部公開は年末年始を除く土・日祝日の午前9時~午後5時 ※季節により異なる。
【休日】
  なし
【電話番号】
  089-948-6891(松山市文化財課)

お問い合わせ

文化財課(史跡整備担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6891

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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