宇和間港建設碑

更新日:2021年5月12日

宇和間港(うわまこう)建設碑」について

宇和間港建設碑

文化財の区分

松山市指定有形文化財(建造物)

指定(登録)年月日

昭和58年5月 指定

所在地及び所有者(管理者)

解説

 宇和間村は、その立地条件から、農産物は全て海岸へ木馬で下ろし小舟で運んでいたが、良港がなく、時化に遭うと小舟を陸に引き上げならないなど、不便な生活を送っていた。
 弘化元年(1844年)、村役19名は、村をあげて自力で工事を始め、3年を経て良港を完成させた。経費は波止頼母子講を村中で行い、数十年で返済するなど、心身相当な苦労を強いられた。この辛酸と恩謝を永久に忘れることなく、村役19名の名を石に刻んで、碑を建立したという。
 碑には、「林房次、金戸民右エ門、向井惣右エ門、木原新右エ門、向井半蔵、脇田吉右エ門、広瀬庄左エ門、児島右エ門、佐藤九良兵衛、汐崎庄右エ門、脇返忠エ門、児玉喜平、岡田治良右エ門、上田平左エ門、井上弥五郎、土山源介、沖野太市、岡田治右エ門、片山太治兵衛」の名が記されている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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