中山古墳 1基

更新日:2021年5月11日

「中山古墳」について

中山古墳

文化財の区分

松山市指定記念物(史跡)

指定(登録)年月日

昭和43年10月 指定

所在地及び所有者(管理者)

解説

 中島・小浜と長師の境界付近のタオ山にある円墳である。
 墳丘の径は5m。石棺は、長さ2m、幅0.65 m、高さ0.45mの箱式石棺である。現状では蓋石1枚で、箱式石棺の東南に向いて頭部の壁石以外はそのまま残されている。
 明治30年ころ発掘され、朱詰の人骨と勾玉・管玉・長刀・鉾1振を出土したと古記録にある。ここから発掘された硬玉・碧玉・石英の勾玉各1、碧玉製管玉15、玻璃の玉45は現在、東京国立博物館に筆脇勘衛納と記し、所蔵されている。
 この古墳は、6世紀後半のもので、この地方で司祭者として勢力のあった有力者の古墳であると考えられている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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