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十六日桜

更新日:2012年3月1日

「十六日桜」について

十六日桜

十六日桜(拡大写真)

文化財の区分

松山市指定天然記念物

指定(登録)年月日

昭和45年5月18日 指定

所在地及び所有者(管理者)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。松山市御幸1丁目(外部サイト) 天徳寺・外

解説

 御幸1丁目の天徳寺境内と桜ヶ谷の吉平屋敷跡とにあり、ヤマザクラの早咲きの品種で、旧正月16日ごろに開花するというので、この名がある。

 この桜については、伝承が種々残されているが、老翁がもう花を見ることもあるまいと嘆いたことから、これに感応した桜が早く咲くようになったというもの、長く病床にあった父が桜の花を見たいと願うので、子の吉平が庭の桜に祈ったところ、寒中の1月にもかかわらず、16日に花が咲いた。この奇跡によって老父は以後長寿を保ったというもの、の2種に大別される。小泉八雲が著書『Kwaidan』の中で、正岡子規の「うそのよな 十六日桜 咲きにけり」を引用し、『文藝倶楽部』第7巻2号に掲載された前者の伝承を元に英訳再話したことでも有名。 

 十六日桜の古いものは戦前山越の龍穏寺にあったが、戦災で焼け枯死した。現在、前記2ヵ所のものは、龍穏寺からの株分けが元であるといわれているが、花期も遅く、十六日桜の形質を保ったものではなく、実生による変異品種のようである。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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