木造狛犬 1対

更新日:2012年3月1日

「木造狛犬」について

文化財の区分

松山市指定有形文化財(彫刻)

指定(登録)年月日

昭和52年3月25日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市居相町 伊予豆比古命神社

解説

 狛犬は、宮中や神社に置かれた守護獣の像で、普通の獅子と一角をもつ獅子との姿に作られ、阿吽(あうん)を表すのが一般的である。獅子形だけの一対もあり、この狛犬はそれである。もとは木造のもので神社の神殿内に置かれていたが、のちに石造りとなって参道の両脇に配されるようになった。この狛犬の像高は、阿犬(右)が64cm、吽犬が67cmである。木造で様式化されていて、象徴的ではあるが、作行は雄渾精緻(ゆうこんせいち)である。銘文を欠き塗料等もはがれ落ちているが、室町時代末期のものと考えられ、松山市内では他に類例を見ないものである。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

市指定文化財

情報が見つからないときは

よくある質問

広告枠

サブナビゲーションここまで