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東野焼 狛犬 1対

更新日:2012年4月16日

東野焼(ひがしのやき) 狛犬」について

東野焼 狛犬 1対

東野焼 狛犬 1対

文化財の区分

松山市指定有形文化財(工芸品)

指定(登録)年月日

昭和52年3月25日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市東野4丁目 東山神社

解説

 東野焼は、松山藩の御庭焼と伝えられている。別名は瀬戸助焼、松山藩松平初代藩主定行が隠居所として設けた「東野別墅(べっしょ)」に築窯、桑名から招いた陶工瀬戸助に焼かせた焼物といわれている。この焼物の名は、明和年間(1764年〜1788年)につくられたという『松山往来』にみられる。また、元禄15年(1702年)に僧雲海が著した『玉の石』の中でも、道後名物の一つとして、東野焼茶碗が紹介されている。しかし、窯跡が発見されておらず、瀬戸助については文献も乏しく、その全貌を知ることは困難である。また、その作品についても、現在残っている瀬戸助焼と称されているものの中にも疑問が多く、確証を欠くものが多い。この狛犬は、地元東山神社に奉納されているもので、像の背中には、ヘラで「奉寄進 獅子二疋之内元禄十丑2月二十四日 波賀氏藤原伴明」と刻まれていて、唯一の銘文を有するものとして古来有名である。像全体に鉄釉が施され、茶色に発色しており、その焼成は焼締で、備前焼に似ていて、造形的にも優れている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6603
E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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