天照大神御託宣記 33枚、山陰道出雲州佐陀大社縁起

更新日:2012年3月1日

天照大神御託宣記(あまてらすおおみかみごたくせんき)山陰道出雲州佐陀大社(さんいんどういずものくにさだたいしゃ)縁起」について

天照大神御託宣記  33枚、山陰道出雲州佐陀大社縁起

文化財の区分

松山市指定有形文化財(書跡)

指定(登録)年月日

昭和38年11月1日 指定

所在地及び所有者(管理者)

松山市鷹子町 極楽寺

解説

 「天照大神御託宣記」は、真言宗の教説で解釈された両部神道(りょうぶしんとう)を説くことを目的に、本地垂迹(ほんじすいじゃく)思想の神仏調和が記されている書である。既に原本は無く、古写本が残っているに過ぎないが、そのうちの一つで、奥書に永正17年(1520年)12月の日付けがある。したがって、原本は鎌倉時代に成立していたものと考えられる。

 「山陰道出雲州佐陀大社縁起」は、享禄4年(1531年)に神仏を混淆(こんこう)して宗源神道(そうげんしんとう)を創唱した吉田兼倶(1435年~1511年・室町時代の有名な神道思想家)の談話を記述したものであるといわれる。その内容は、佐陀大明神の霊験のあらたかなことを宗源神道の立場から説いているが、そのなかには仏教思想をまじえている。

お問い合わせ

文化財課(文化財保護担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6603

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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