「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」で、令和4年度に「道後オンセナート2022」を開催します

更新日:2022年2月10日

発表内容

目的

 日本最古といわれる道後温泉では、本館保存修理後期工事期間中の新しい活性化策「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」を令和6年3月まで実施しています。
 令和3年度は「地熱づくり」をテーマに、地元集客や関係人口の構築を進めています。
 令和4年度は、観光人口を拡大し、観光消費を増やすため、4年ぶりに「道後オンセナート2022」を、令和4年4月28日(木曜日)から開催します。
 「道後オンセナート2022」は、令和3年に作品公開した大竹伸朗さん、蜷川実花さん、隅川雄二さん、尾野光子さんの4名に加え、約30組のアーティストやクリエイターが参加します。自由に鑑賞できる常設のアート作品に加え、イベントを随時開催し、いつ来ても楽しめる、何度も訪れたくなる芸術祭を目指します。
 テーマは「いきるよろこび」です。道後温泉は昔も今も、人の身体を、心を温め続けてきました。心身を癒し、活力ある人生を送り、また、活気あふれるまちを未来につなぐため、地域とアーティストやクリエイターが協力し、世界を温めます。 
 「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」で、観光消費を増やしたり、域内経済循環を広げたりしながら関係人口を築き、人材を育成して持続可能なまちを実現します。

「道後オンセナート2022」の概要

【名称】 道後オンセナート2022 (どうご おんせなーと にせんにじゅうに)
【テーマ】 いきるよろこび
【会期】 令和4年4月28日(木曜日)~令和5年2月26日(日曜日)
【場所】 道後温泉地区
【主催】 未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会
【企画プロデュース】 スパイラル/株式会社ワコールアートセンター

テーマ「いきるよろこび」

世界中の全ての人々が求める、親しい人との再会の喜び、声を掛けあい寄り添って実感する安らぎ。新しい時代を開こうとする強いエネルギーがふつふつと湧くなか、道後温泉では、アートを通じて人々の五感を開き、蓋をしていた熱情を呼び起こします。日々がなにより楽しく感じられるよう、みんなで、道後で、温まろう。

ポスターデザイン

【デザイン】
グラフィックデザイナー 小林 一毅 (こばやし いっき) 氏
グラフィックデザイナー。1992年滋賀県彦根市生まれ。
2015年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。資生堂クリエイティブ本部を経て2019年に独立。
東京TDC賞、JAGDA新人賞、日本パッケージデザイン大賞銀賞、Pentawards Silver受賞。
【コンセプト (小林一毅 氏)】
 2021年から継続する熱気の造形によるコミュニケーションを拡張し、直感的に喜びを感じられるようなプリミティブな造形と色彩表現によって「いきるよろこび」を表現します。
 オンセナートの告知物は、様々な媒体に応用され、まちの至る所に掲出されます。多くの市民が日常的に目にするものになるため、ポスターは言葉のまだわからない幼児から100歳のご老人まで、老若男女様々な人達に歓迎される、デザインでありたいと思っています。
 「いきるよろこび」とは何か、それを個人が明確に理解するのは難しく、感じるものだと思っています。深い感嘆は展示作品を前にした時にとっておいて、告知物としては「綺麗、美しい」「元気になった」「明るい気分になる」まずはそんな感想で良いのです。そうした感想を抱くこともまた「いきるよろこび」であって、町中の様々な場所で「いきるよろこび」の入り口に誰しもが平等に立てることが重要なのです。そうした気持ちが醸成されて芸術祭に足を運ぶという意味では、気持ちを作るための告知物という立ち位置になります。
 色と形、最もシンプルな構成要素によって表現されたポスターは、一度見たら記憶にしっかりと刻まれるでしょう。いつでも思い出せて、コミュニケーションが取れることも大切なのです。

「道後オンセナート2022」の構成と特徴

1.常設展示作品 

【半径500mの道後温泉地区に作品がぎっしり。歩いて楽しむ芸術祭】
 道後温泉の魅力の一つは、歩いて巡れるコンパクトな温泉街です。起伏があって、さまざまな表情に満ちたまちの地理的条件を生かし、保存修理工事中の道後温泉本館の素屋根テント膜に施された巨大な大竹伸朗さんの作品を中心に、歴史ある道後の風情と、現代アートをともに楽しめる作品を展示します。
 国籍や性別、年代、作風も異なるアーティストやクリエイターたちが、道後のまちに、人に、エネルギーを注ぎます。

(1)オンセナートコレクション

 国の内外で活躍するアーティストが、「いきるよろこび」をテーマに、個性的で感性豊かなアート作品を展示します。

【参加アーティスト】(五十音順)
・市原えつこ (いちはら えつこ)
・Adrian Steckeweh (エイドリアン・シュテッケヴェー)
・oblaat (おぶらーと)
・TIDE (たいど)
・高橋 匡太 (たかはし きょうた) ※高ははしごだかです。
・谷川 俊太郎 (たにかわ しゅんたろう)
・力石 咲 (ちからいし さき)

【展示中のアーティスト】
・大竹 伸朗 (おおたけ しんろう)
・尾野 光子 (おの みつこ)
・隅川 雄二 (すみかわ ゆうじ)
・蜷川 実花 (にながわ みか)

(2)マチコトバ

【「文学のまち、松山」の特色を生かす言葉のプログラム】
  道後のまちを一冊の詩集に見立て、詩人やクリエイターなど、多様な参加者がそれぞれに思いを込めた言葉を路地裏、坂道、駐車場や建物の壁面などに表現します。
 文学のまちならではの、散策を楽しんでもらえるプログラムです。

2.イベント

【常設作品に加え、オープニング、秋、冬、週末にイベントを実施】
 蜷川実花氏の作品が施された道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 中庭「ハダカヒロバ」や上人坂、道後公園などを生かし、道後の賑わいを生み出す多彩なイベントを開催します。
 地元のパフォーマーやクリエイティブステイ公募プログラムに参加したアーティストやクリエイターらも登場し、いつでも楽しめる芸術祭、何度も訪れたくなる道後温泉を実現します。

(1)オープニングウィーク

期間:令和4年4月28日(木曜日) ~ 令和4年5月8日(日曜日)
「道後オンセナート2022」のスタートを彩る特別ウィークです。オンセナートコレクション、マチコトバの参加アーティストやクリエイターのパフォーマンスなど、イベントを開催します。

(2)ハダカヒロバ秋まつり

期間:令和4年10月10日(月曜日・祝日) ~ 令和4年10月23日(日曜日)
秋の盛り上がりを演出するハダカヒロバの特別週間です。パフォーミングアーツを中心に構成します。ハダカヒロバの芸術監督を務める、劇団快快(FAIFAI)の野上絹代氏の監修で祝日と休日を中心に、ユニークなプログラムを上演します。

(3)ひかりの実

期間:令和4年12月16日(金曜日) ~ 令和5年1月15日(日曜日)
高橋匡太氏が、道後の冬の風物詩として親しまれている道後公園での「ひかりの実」の展示やワークショップを開催します。

(4)週末道後座

ハダカヒロバ、上人坂などを中心に、道後温泉地区の週末の賑わいを創出します。
パフォーミングアーツを中心に多彩な催しを開催します。

「道後オンセナート2022」開幕直前記者発表会

【日時】 令和4年4月6日(水曜日) 午後2時 ~ 午後3時30分
【会場】 スパイラル 3Fスパイラルホール (東京都港区南青山5-6-23)
【主催】 未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会
【内容】 「道後オンセナート2022」を広く周知し、観光誘客のため、報道機関や観光事業者向けに、発表会を実施します。
※記者発表会の様子はオンラインで視聴できます。 【場所】 松山市役所本館3階 第1会議室
     

取材対応、問い合わせ

アーティストやクリエイターへの直接の取材はお控えください。
取材の申し込みは、未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会事務局(松山市役所道後温泉事務所内)に連絡してください。
【問い合わせ】 電話:089-921-6464  FAX:089-934-3415
          住所:松山市道後湯之町4-30 (松山市役所道後温泉事務所内)

(https://dogoonsenart.com) 

お問い合わせ

道後温泉事務所
〒790-0842 松山市道後湯之町4-30
担当課長:山下 勝義
担当執行リーダー:菅 潤治
電話:089-921-6464
E-mail:dogojimu@city.matsuyama.ehime.jp

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