「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」で、隅川雄二さんの作品展示が始まります

更新日:2021年10月12日

発表内容

目的

 日本最古といわれる道後温泉では、本館後期保存修理工事期間中の新しい活性化策「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」を実施しています。

 令和3年10月27日(水曜日)から、「道後温泉五如団子(どうごおんせんごしきだんご)」を公開します。道後温泉本館の東側広場の「振鷺亭(しんろてい)」で、松山市在住のテクニカルイラストレーター 隅川雄二さんが道後温泉の歴史絵巻をテーマに制作しました。
 保存修理工事の状況を進捗に合わせて解説する作品のほか、だまし絵の技法を生かしたイラスト作品はユニークなフォトブースとしても楽しめます。また、展示初日に、隅川雄二さんが訪問します。

期間

令和3年10月27日(水曜日) ~ 令和6年2月29日(木曜日)

場所

本館東側広場 振鷺亭 (松山市道後湯月町甲1656-1)

道後温泉五如団子(どうごおんせんごしきだんご)

さまざまな色の顔を持つ、あるがままの道後温泉を5色の団子に例えた、5つの作品です。

(1) 道後温泉本館保存修理工事一目図屏風(いちもくずびょうぶ)
 屏風パネルは、隅川さんが、保存修理工事の状況をオリジナルのイラストや写真で分かりやすく解説しています。
 保存修理工事の進捗に合わせて、更新します。
(2) 道後温泉 つもりの愉(ゆ)
 保存修理工事で現在は入浴できない本館「神の湯」の浴室をイメージして、再現した作品です。
 撮影パネルを使い、実際に入浴しているような写真を撮影できます。
(3) 道後温泉変遷之図譜 (へんせんのずふ)
 道後温泉の様子が描かれた絵図を時系列に並べ、歴史絵巻のように見せた図譜です。
 合わせて、「新・道後温泉界隈之繪圖」(かいわいのえず)も見られます。 ※「道後オンセナート2014」で、隅川さんが描き下ろした作品です。
(4) 令和乃道後温泉鳥瞰絵図 (れいわのどうごおんせんちょうかんえず)
 本館の1~3階の保存修理完了後の完成予想図をそれぞれ描いています。覗き穴から見ると、全ての絵が重なって1枚の絵になる立体絵図です。モチーフは、隅川さんが制作した「現代版・道後温泉絵図」で、飛鳥乃湯泉2階大広間に展示しています。
(5) 振鷺亭 足湯の寄合(あしゆのよりあい)
 振鷺亭の屋根に足湯をしつらえ、白鷺が扮する現場監督から、説明を受けながら、保存修理工事を見守っている、伊佐庭如矢や、正岡子規、聖徳太子、夏目漱石など、道後や松山にゆかりのある人物たちの様子が描かれています。
 3Dアートで、「道後温泉 空の散歩道」から見ると立体的に見えます。
【屋根のライトアップ】(毎日)10月~3月:午後5時~午後11時、4月~9月:午後6時~午後11時

隅川雄二さんコメント

映画を見に行こうとしている人には「結末は云々・・」や「犯人は誰々・・」と言ったら100%怒られます。「楽しい」や「面白い」は自分の予想と違うから生まれますよね。ですからこの場所に詳しい情報は無用です。自分が工夫して考えて、それがうまくいった時も「楽しくて面白い」となります。頭を軽くして、こうだと決めつけず素直な気持ちで見て体験してください。何事も楽しもうとする自分次第ですよ。

隅川 雄二(すみかわ ゆうじ)さん

up to you主宰、イメージビルダー。イメージを二次元化し、作り上げるテクニカルイラストレーター。

報道機関の皆さんへのお知らせ

展示初日に、隅川雄二さんが取材対応します。
【日時】 令和3年10月27日(水曜日) 午前10時 ~ 正午
【場所】 本館東側広場 振鷺亭

(https://dogoonsenart.com) 

お問い合わせ

道後温泉事務所
〒790-0842 松山市道後湯之町4-30
担当課長:山下 勝義
担当執行リーダー:菅 潤治
電話:089-921-6464
E-mail:dogojimu@city.matsuyama.ehime.jp

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2021年10月

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