子規記念博物館 常設展示室特集コーナー「内藤鳴雪―子規門の長老―」を開催します

更新日:2019年3月22日

発表内容

趣旨

 子規記念博物館の常設展示室3階の「特集コーナー」で、子規門の俳人、内藤鳴雪(ないとうめいせつ)を取り上げた展示を開催します。
 内藤鳴雪は、松山藩士の家に生まれ、明治維新後は愛媛県職員として、県内の小学校制度の整備などに大きな功績を残しました。
 明治24年、鳴雪は44歳で旧松山藩主が東京で遊学する松山の若者のために設立した「常盤会寄宿舎」の監督になり、ここで帝国大学の学生だった子規と一緒になります。子規は鳴雪より20歳年下でしたが、鳴雪は子規から熱心に俳句を学び、やがて子規門の俳人たちの長老として重きをなし、子規没後も一門のまとめ役で長く活躍しました。
 今回の特集コーナーでは、内藤鳴雪の子規あて書簡(明治25年5月6日)や内藤鳴雪の句画「長き日や小犬もすなる伊勢参」など、内藤鳴雪と子規との交流や、鳴雪の温かで飄逸(ひょういつ)な人柄を物語る俳句作品などを展示します。
 

展示会期

平成31年3月30日(土曜日)から9月下旬まで

会場

松山市立子規記念博物館 3階常設展示室 特集コーナー

主な展示資料

・内藤鳴雪筆「教育論」                 巻子
・内藤鳴雪の子規あて書簡 明治25年5月6日   巻紙
・内藤鳴雪の子規あて書簡 明治26年3月2日   葉書
・子規庵蕪村忌写真 明治36年12月         写真
・内藤鳴雪句画「長き日や小犬もすなる伊勢参」  軸幅
・内藤鳴雪句「初冬の竹緑なり詩仙堂」       軸幅
・内藤鳴雪句「涼しさや太平洋の盥舟」       扇面      その他

お問い合わせ

子規記念博物館
松山市道後公園1-30
所長:加地 寿徳
担当執行リーダー:平岡 瑛二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

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2019年3月

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