平成31年新春特別展「ほとゝぎすは余の生命なり―雑誌『ほとゝぎす』、松山から全国へ―」を開催します

更新日:2018年12月17日

発表内容

目的

 明治20年代後半、子規は俳句革新運動を展開し、子規派の俳句は俳壇の新しい潮流として注目されていました。子規の親友で俳人だった柳原極堂は、この革新運動を支援したいという想いを強く抱き、全国初の子規派の雑誌『ほとゝぎす』を創刊します。編集と経営を極堂が一手に担い、掲載された俳句や文章は子規を中心とする子規派の人びとが手がけました。
 創刊後、次第に読者を全国に広げ、明治31年には、編集と経営が子規の門人・高浜虚子に引き継がれ、東京を発行所にして出版され、東遷後は和歌や新体詩をはじめ文学や美術の批評なども掲載される雑誌になりました。
 今回の特別展では、子規と極堂の固い友情からここ「松山」の地で”雑誌『ほとゝぎす』”が誕生したいきさつや、”東遷”して全国誌になった『ほとゝぎす』が子規や子規周辺の人びとの文学活動の拠点として果たした役割の大きさを物語る資料を紹介します。子規が情熱を注ぎ、生命をかけた雑誌『ほとゝぎす』の軌跡に迫ります。

会期

平成30年12月22日(土曜日)から平成31年1月31日(木曜日)まで
【開館時間】  午前9時から午後5時まで(展示室入場は午後4時30分まで)
【休館日】    平成30年12月25日、平成31年1月8日、15日、22日、29日(いずれも火曜日)

会場

松山市立子規記念博物館 3階特別展示室

観覧料

個人200円、団体160円、65歳以上100円、小中高校生 無料
(常設展とセットで特別展の観覧券を購入する場合、特別展の観覧料は2割引、子規博友の会会員が特別展の観覧券を購入する場合、特別展の観覧料は2割引)

学芸員のギャラリートーク

日時:平成30年12月29日(土曜日)、平成31年1月13日(日曜日)、平成31年1月26日(土曜日)
    午前10時30分から50分程度
会場:3階特別展示室
※聴講には特別展の観覧券が必要です。

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お問い合わせ

子規記念博物館
松山市道後公園1-30
所長:加地 寿徳
担当執行リーダー:平岡 瑛二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

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2018年12月

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