常設展示室3階特別展示「子規博の新しい資料'14~'18」(前期展)を開催します
更新日:2018年8月24日
発表内容
目的
子規記念博物館では、長年にわたり正岡子規やその周辺人物、また子規を生み育んだ松山の歴史文化に関するものなどを対象に、幅広く資料を収集してきました。収蔵した資料は、さまざまな角度から調査研究を行い、特別展や特別企画展、常設展などで公開し、情報発信しています。こうした当館の継続的な収集活動で、子規の新たな横顔や周辺人物との交流、また松山の文化的な豊かさなどが明らかになってきました。
平成30年9月1日からは、常設展示室3階に「子規博の新しい資料'14~'18」をテーマに特別展示コーナーを新たに設けます。平成26年度から30年度にかけての新収蔵資料の中から、子規と子規と親しい間柄だった人びとをさらに深く探求するのに重要なものを選定し、当館での調査研究の成果をもとに展示や紹介をします。
内容
子規の陸羯南あて書簡(明治31年2月23日)
◆前期展「新収蔵資料が語る、子規の素顔と情熱」
学生時代の子規が夏休みに帰省して故郷で過ごしたときの様子を親族に伝えた手紙や、晩年に短歌革新にかける意気込みを新聞社社長の陸羯南(くがかつなん)に語った手紙など、子規の素顔と情熱を物語る、子規直筆の貴重な新収蔵資料を展示します。
【主な展示資料】
・子規の藤野古白(ふじのこはく)あて書簡 明治24年7月29日
・子規の陸羯南あて書簡 明治31年2月23日
・子規の陸羯南あて書簡 明治31年4月1日
・子規の陸羯南あて書簡 明治31年4月3日 ほか
会期
平成30年9月1日(土曜日)~平成31年2月1日(金曜日)
※平成31年2月2日(土曜日)から後期展を開催します。
会場
松山市立子規記念博物館 常設展示室3階
(松山市道後公園1-30)
開館時間・観覧料
午前9時~午後6時(展示室入場は午後5時30分まで)
※11月1日からは午前9時~午後5時(展示室入場は午後4時30分まで)
個人400円、団体320円、65歳以上200円、小中高校生 無料 ※常設展の開館時間・観覧料に準じます。
お問い合わせ
子規記念博物館
〒790-0857 松山市道後公園1-30
所長:加地 寿徳
担当執行リーダー:平岡 瑛二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp