平成27年新春特別展「下村為山―子規派の画人―」を開催します

更新日:2014年12月19日

発表内容

内容

明治から昭和にかけて活躍した画家、下村為山は慶応元(1865)年に松山で生まれました。はじめ西洋画をこころざした為山は、東京で小山正太郎の画塾「不同舎」に学びます。
子規と知り合い影響を受けた為山は、洋画から日本画に転向し、旧来の俳画とことなる独特の表現で、俳句の趣向を展開しました。為山の絵は、きびしく洗練された構図、墨の濃淡、絵具の色遣いなど、新しい工夫の上に成り立ったものでした。
明治30年に松山で発刊された子規派の俳誌「ほとゝぎす」の創刊号で、為山は表紙の題字を手がけます。以降、為山は同誌や俳書『新俳句』に挿絵などを描き、子規派の画人として知られていきます。
為山は「ホトトギス」誌上で表紙や挿絵、ロゴなどの選をおこない、数々のすぐれたデザインが集まりました。また為山が子規派俳人の句集などの装丁を手がけ、すぐれた意匠で文芸に貢献します。
今回の新春特別展では、今年が下村為山の生誕150周年であることを記念し、子規派の画人、下村為山の書画作品を展示し、郷土が生んだこの大才の画業などを紹介します。

会期

平成27年1月1日(木曜日・祝日)から1月30日(金曜日)まで
※開館時間 午前9時から午後5時まで(展示室入場は午後4時30分まで)
※会期中は無休で開館します。

会場

松山市立子規記念博物館 3階特別展示室

観覧料

個人200円 団体160円 65歳以上100円 小中高校生 無料

関連企画

学芸員によるギャラリートーク
日時:平成27年1月10日(土曜日)・1月24日(土曜日)
※ともに午前10時30分から50分程度
※聴講無料、ただし特別展の観覧券が必要

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お問い合わせ

子規記念博物館
松山市道後公園1-30
課長:若江俊二
担当執行リーダー:池内伸二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

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2014年12月

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