松山市空港通3丁目の工場跡地土壌の上に滞留する液体から高濃度のシアンが検出されました

　米山工業株式会社（米山　徹太　代表取締役：伊予郡松前町）第一工場（松山市空港通3丁目2－15）跡地土壌の上に約2リットルの不明の液体が滞留していたため、松山市が立入し、同液体の採取分析を実施したところ、公共用水域の水質環境基準値（検出限界値）の13,000倍の全シアンが検出されました。
　なお、これまで環境指導課が現場周辺の井戸水8カ所の分析を行っていますが、井戸水からはシアンは検出されていません。

　全シアン　1,300mg/L（水質環境基準値：検出されないこと。（＝0.1mg/L未満））
　　採取日：平成25年5月2日
　　結果判明日：平成25年5月13日

　シアンは毒物に該当するため、松山市保健所医事薬事課が毒物及び劇物取締法に基づき滞留液を回収し適正に処理するよう米山工業を指導します。また、同跡地の土壌汚染対策法に基づく管理について、米山工業が松山市の指示に従わないため、環境指導課が立入し滞留液周辺の土壌調査を行うとともに、下流河川の水質の調査を行います。

環境指導課（電話948－6441）
医事薬事課（電話911－1805）