学校遊具の緊急点検を実施しました

松山市立宮前小学校の運動場にあるブランコで、上部のポール「梁部」が中央の接合部で破断し、遊んでいた児童が手首を骨折する事故があり、市立小学校ほかの学校遊具を緊急点検しました。

【日時】令和4年11月4日（金曜日）2時限と3時限の業間中
【場所】松山市立宮前小学校 運動場（松山市祓川一丁目3-39）

市立幼稚園、小学校の全てのブランコ、幼稚園5園5基、小学校19校23基を緊急点検しました。
そのうち、同様の可能性がある小学校3校3基、詳細を調査する必要性がある小学校5校6基は、安全面を考慮し使用禁止にしています。
そのほかの学校遊具は順次、同様の可能性がある遊具を調査しています。
【点検日時】令和4年11月7日（月曜日）～

小学校の遊具は、点検業者が年1回、定期点検を実施しています。
前回は、令和4年3月9日（水曜日）に点検を行い、部材にさびや摩耗が見られるものの、すぐに修繕などが必要な状況でない、使用可の判定で、経過観察としていました。
その後、さびが急速に進み梁部が破断したと推察されます。

点検業者の点検では「目視」「打感」「触る」「揺する」「動作確認」を実施してきました。
今後は従来の方法に加え、必要に応じて部材を取り外し、劣化状況などを確認するなど点検を強化し、児童にとって安全で安心な学校施設づくりに取り組みます。